【組織的】人材採用はマーケティング【人事への興味関心】

今日は、他社で活躍する人事担当者と話していて、おもしろいなと思ったことを共有させていただこうと思います。

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◎人事と組織

人事は組織の中での要であり、採用に注目されがちですが、その人材を適材適所に人を置くということ、売上に対する人件費のコントロールも大きな仕事です。

 

今日話していた方に、上記以外に意識していることを聞いてみました。

 

それは、

人事が担当事業にアサインされた際に把握しておくべきプロトコルを統一すること

 

だというのです。


具体的に言うと、

・正直、人事における採用戦略のセンスにおいて経験はそこまで重要ではない

・重要なのは、情報収集能力、そこをベースにした企画力、そして楽しんで実行するプロ意識である

 

採用に関しての具体例
・競合他社の求人動向
・競合のインスタ/ツイッターの発信情報
・競合を携帯で調べることで、グーグルが判別する広告をもとにした他社把握

 

上記をマーケッターと同じ水準でやっていくのが基本行動であるというのです。

 

上記の基本行動と、実際に担当事業の現場の状況に詳しくなることがまず土台となります。

 

日々のその努力が採用の市況感を醸成する

特殊な層の採用を実施する際にはコミュニティマネジメントで母集団を作っていくような採用手法を考えることにつながり、実際に面談に出た際のクロージングトークの幅や、自社の魅力を最大限に伝える厚みへとつながることになるといいます。

 ▽特殊なスキルを必要とする仕事への採用について

市場の成長期においては媒体で採用することができるが、市場の成熟期においては、目が肥えてきており、いい会社に転職するか?個人でやっていくか?といった選択の中、選ばれるような採用の仕組みを醸成しておかないと安定供給が難しくなることが予想される

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ある種そういった中途採用の層を選択肢から外すのであれば、逆に予備軍になりうる母集団を形成できる手段を毎年積み重ねておかなければならない

自分が所属する組織には、どこに予備群にアプローチを書けるべきなのでしょうか。

税理士やアーティストであれば、専門学校。エンジニアであれば、大学のゼミ。

 

◎だから人事担当者になったときは、下記をいつもといてほしいと部下に言っているそうです。

・今、人事担当者は答えを持っている?

・日常から答えを探す努力をしている?

・ちょっとした採用のはざまに種まきを行うような提案を行ってきた?

 

人事のやりがいを最後に教えてくれました。

それはずばり、情報を取りまくって勉強して、自由に考え、採用企画を提案して通していくような動きが採用の醍醐味で、””ハマる””瞬間だということ。

 

人事はこれまでも未経験で、ざっくりしたイメージがありませんでしたが、

組織を動かすという点でも、人事どこかの機会でチャレンジできればなと思った一日でした。

それでは、また。