【経験談】無能な危険上司の特徴【クラッシャー上司】
皆さまこんばんは。
かつて私は職場環境、特に上司との関係で、心を病み、うつ病になった経験があります。今日は、実体験も含め、心が病むクラッシャー上司の特徴を書いていきます。
【特徴】
1、常に不機嫌で攻撃的
2、話を聞かない
3、マイクロマネジメントを行う
それでは各項目紹介していきます
1、常に不機嫌で攻撃的
そもそも上司のミッションとは…メンバーチームを取り纏め、会社から与えられた目標を達成させ、かつ持続可能な組織を作るということです。
ですが、常に不機嫌で攻撃的である場合、高い確率でこれを達成させることができないです。理由としては、メンバーのパフォーマンスを下げ、目標を達成させることができず、退職者が常に発生。ひいては持続可能な組織を作ることができないからです。
メンバーの心理としては、
①常に怒られていないかを気にして仕事をする
②委縮した状態ではパフォーマンスは発揮できない
③上司が不機嫌なため、相談報告しづらく成果が上がらない
④成果があがらず焦りからミスをくりかえす
⑤上司からの強い叱責で自己嫌悪に陥る
このような負のループに陥ります。
以前の会社で、常に不機嫌な上司はいました。
その方は、子どもがまだ小さく、共働きでありました。
おそらく、プライベートで大変な時期だったのかもしれません。
今になっては私もそれがよくわかります。
しかし、常に不機嫌。特に朝はプンプンが周りから見てもわかるくらいです。
そうなっては、こちらも余計な気を使わないといけず、大変苦労しました。
メールでも怒り、対面でも他人に怒っていると部下は委縮しっぱなしですよね。
上司も部下も立場は違えど、同じ人間です。
相手へのリスペクトは常に意識しようと、この経験を反面教師にしようと思います。
ただ、語弊のない様に言うと、ここであげた不機嫌な上司というものは、
・自分の気持ちが表に出てしまう幼稚な人
・メンバーの成長を考えていない人
・そもそも与えられたミッションを理解していない人 です。
言い換えると、ベクトルが常に自分に向いている人を指しています。
2、話を聞かない
話を聞かないというのは、そもそものコミュニケーションが成立していないです。
これは、相当きつく精神を病みます。
理由としては、自分がないがしろにされている感覚を覚え、自尊心を大きく傷つけられるからです。
人の話を聞かない上司の根源にあるモノは、
・自分のいうことが絶対正しい
・もしくはあなたを軽んじている の2つではないでしょうか。
経験則から正しいと言い切れることはとても素晴らしいことです。
ですが、それは、言い方ひとつ、変えることもできるのではないでしょうか。
また、相手を軽んじているというのは、態度に出ます。
態度に出すという点で、1とかぶりますが、どちらにしても、尊敬できる人間性とはいいがたいのは間違いないです
3、マイクロマネジメントをする
マイクロマネジメントとは、部下の細かい仕事の進捗管理をする。強い報告義務を課すなどの、いわゆる部下への過干渉管理を言います
常に監視をされて仕事をするスタイルでは、心を壊します。
例:お客さんとの電話を隣で聞き耳を立てて聞いている
報告忘れや指示に従わないと強く詰められる
隣で自分のPC画面を常に見ている
このようなプライドの高い心配性の上司のもとで働くことは、大きなストレスです
厄介なのは、マイクロマネジメントをしている側は、まじめな人が多く悪意がないことがほとんどで、管理者として私は優れていると思っているひともいるくらいです
悪気のない分、このような上司のもとで働いているのは非常にきついといえます
このような上司のもとで働いていると
仕事へのモチベーションがさがり、自身の成長のきっかけを失い、細かく管理をされることに窮屈さを感じ、体を壊すことになりかねません。
個人的にはこの3が一番厄介だと思います。
無関心よりはまだましなのかもしれませんが、細かすぎると、モチベーションが下がり、何か言えば反論されるのであれば、考えることを忘れ、ただの作業者へとなってしまいます。
以上1~3を上げましたが、総じて思うのは、自分自身をだめな人間だと思うことはやめてほしい ということです。
このようなクラッシャー上司のもとで働いていた時、私自身、
自分はダメな人間だ。なんで仕事ができないんだ と思っていました
しかし、決してそうでないです。
多くの人がはじめはなかなか覚えられず、苦労をします。
色々な人の支えがあって少しずつできることが増えていき、成長をしていきます
成長のフェーズでクラッシャー上司にあたってしまい、本当は大成できる人がつぶれていくのです。
仕事ができる出来ないというのは、何より自分がその仕事にあっているかどうかが大事だと思います。
それではまた。