【自己啓発】成長意欲の意識について【自己実現】

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今日は、「成長意欲の意識の向け方」について、個人的な考え方を書きたいと思います。

 

今の私が所属する会社は、俗にいう「ベンチャー」。

それゆえに、良くも悪くも、勝ち負けに対する意識が強いです。

 

これ自体は、否定もしないし、良いことなのですが、その捉え方について思ったことを一つ書きたいと思います。

 

私も経験したことでありますが、自身のレイヤーが高くないフェーズでは、

同期の○○さんと競争といった意欲で成長機会をものにし、今の役職を掴みました。

 

しかし、そういった意欲の汲み上げ方は、自分の延長線上にいる「他者」が社内にいることが条件となってしまい、本人の能力の伸長と共に、その源泉は枯渇することになります。

 

そのような考え方は結局、意欲の源泉を「他者に依存」していることであり、永続的な成長を約束するものではないということであります。

人を引っ張る立場になればなるほど、社内の誰かに勝ちたいという欲求は「無駄な意識」となり、人によっては、反目する意見を言ったり他社を攻撃することで自分の地位を確認することだけに価値を感じる人を生む原因ともなります。

 

そして、それは「硬直化」を招く原因の一つともなります。

 

局地的な議論での勝ち負けはさほど重要でなく、結論に早めにアクセスし実行することが何よりも重要であるからです。

社内にはいろんな方向で優秀な人がいたほうが良いということは誰にでもわかることのはずにもかかわらず、時折起きることです。

 

 

勝負している相手は社内ではなく、常に「社外の競合」であり、「今の自分」、ひいては今日時点での会社の状況です。

 

最終的に影響を与えなければならないのは、顧客と外部環境です。

それさえ上級レイヤーの人がわかっていれば、社内で足を引っ張りあうことは今後も起こりえないです。

 

自分が参考にしたい人の習慣を真似たり、謙虚に手法を取り入れることはもちろん手段として有効ですが、勝ち負けが基本路線にある人は、何かに勝ったと解釈した時点で燃え尽きてしまうものです。

そんな中、昨日の自分よりも秀でようとコツコツ積み重ねられた人は、いつか大きな目標を掴めるように思います。これは大変難しいことです。

 

また、会社組織の最大の利点は、一人で目標を掴むのではなく、チームでつかみに行けばよいということです。

 

本人が管轄している領域では、社外も含めた誰よりもプロフェッショナル意識が高く、知識も経験もあり、そして運を引き寄せ実績を掴み、積み重ねようというチームに仕上げていく意識が重要です。

 

そのためのチームはどういったチームか?というところまで考えることが社長から従業員の一部をチーム単位で預かっている役職者のミッションです。

最後は、ほかの人から吸収したものと自分の経験や勉強したものと掛け合わせたオリジナルの自分が昨日より進歩していることが最も重要ですので、昨日の自分より進歩しているか?という問いを胸に抱いて今日も進みましょう。

 

そう思って日々、私は「昨日の自分」より上に を掲げて今頑張っています。

 

それではまた。