産後うつという病気を知ってほしいです
産後うつって言葉聞いたことありますか?
特に男性にお伺いしたいです。
これは女性だけの問題ではございません。
少し古いですが、H29年度の厚労省の調査では、以下のとおりになっております
◎「産後うつ」の認知状況
「名称も内容も知っている」 55.8%
「名称も内 容も多少知っている」34.8%
「名称は聞いたことがある」 6.9%
「知らない」 0.3%
ドラマでも取り上げられることが多いので、認知度は高まってきているとは思いますが、
男性にも知ってほしいということで今回は、産後うつをテーマに書きます。
そもそも、産後うつってどのくらいの人がなるんでしょうか。
◎産後うつ10人に1人とも…
今は10人に1人がなるとも言われているとのことです。
私の妹が産後うつになり、ひどく苦しんでいました。
これが最初の私の「知る」きっかけです。
食欲も落ち、かなりやせてしまっていた妹を見て、とても驚きました。
◎妊娠・出産に伴ううつ病の症状
妊娠中や出産後に、女性はうつになる可能性が高いです。そもそも男性より女性がうつ病になりやすいんだとか。
これまで働いていた女性だとしたら、急に社会から取り残された感覚を覚えることもあるそうで、子育てに自信がなくなり、子どもも可愛く思えなくなるとのこと。
私もうつを経験したものとしていえるのは、一人では悩まないでほしいということ。
うつ病は、精神的な弱さで語れるほど簡単なものでなく、適切な治療を受ければ、治すことは可能なのです。
◎具体的な症状
そもそもうつ辞退が、マイナス思考になりがちです。
・こんなこともできないなんて母親失格だ
・みんなはできていることがなんでわたしにはできないの?
・なんで泣き止まないの?
◎早めに適切な治療を
うつ病を治療せず放置しておくと、重症化したり再発を繰り返したりします。
気分の上下が大きくなることもあります。
あがっているときには、治ったと錯覚することもありますが、
薬物治療をしている際は、自分の判断で辞めないで、必ず医者へ相談してほしいです。
きちんと向き合ったことで、私はうつは克服できました。
放置すると、本人だけではなく、子どもへも悪影響を及ぼしかねません。
妊産婦の死因では、「自殺」がトップとなり、産後うつでメンタル悪化が原因かともいわれております。
家族が異変を察知して、サポートしてあげ、専門医による適切な治療を受けること。
一番つらいのは本人です。
大丈夫が最近口癖になっておりませんか?
趣味があったのに、それをする回数が減っていませんか?
私は医者ではないので詳しいことは言えませんが、実際にうつ経験者として、
上記傾向があったのは事実です。家族が奥さんの異変にきづいてほしい。
あかちゃんを授かることがとても幸せなのに、自ら命を絶つということは
ほんとうにさみしいことです。
妊婦さんの鬱が少しでも減ることを祈るばかりです。
◎最後に、
私は、TBSのコウノドリを妻と一緒に、生まれる前に見ていました。
こちらで高橋メアリージュンさんが産後うつで悩まれる妊婦さんを演じておられるのを
拝見し、より理解が進んだ気がします。
良かったらこちら見ていただけると幸いです。
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